今回は、英文契約書に限らず、一般に契約書でよく使用されている用語である「正当」と「適切」について、その意味と使われ方について契約書翻訳の観点から少し見てみました。まずは、それぞれの意味を調べてみます。 「正当」とは。 […]
契約書翻訳
英文契約書の長文読解-すっきり翻訳の心得 その2
英文契約書の長文読解 英文契約書には長文の部分が多く登場します。英文を読む上で長文読解は難しい分野です。 そのため、例えば、英文に関する多くの試験では、長文読解が大きな配点を占めている場合が多々見られます。契約書翻訳の視 […]
英文契約書の用語、構文 (その22)(別紙/付属文書について)
英文契約書の別紙/付属文書、「Addendum」、「Annex」、「Appendix」、「Attachment」、「Exhibit」、「Rider」、「Schedule」等 英文契約書を読んでいると、ほぼ必ずといって […]
英文契約書の長文読解-すっきり翻訳の心得 その1
「英米法」と「大陸法」 契約書翻訳に際して、英文契約書や英文契約書の解説書に接していると、よく「大陸法」とか「英米法」とかという言葉を目にします。周知のように、「英米法」は、イギリス、カナダ、アメリカ、オーストラリア等、 […]
英文契約書の用語、構文(その21) 「文頭の否定」
英文契約書における文頭の否定 前回、「In no event shall」で始まる文章について見てみました(「In no event shall」に導かれるその後の文章部分は、[~でない]の意味になる)。 例:In no […]
英文契約書における独特の用語、構文(その20)「 no event shall」
英文契約書における文頭の否定 英文契約書を見ると、定義条項が設定されており、重要な語句に一貫した意味を与えています。また定義条項に加え、さらに各条項に、文言が定義されている場合もあります。定義条項がない場合でも、各条項に […]
英文契約書の条項「一般条項」 (その3)「修正条項」
今回は、英文契約書の条項-修正条項について契約書翻訳の観点から見てみます。 英文契約書では、書面重視の考え方、習慣等から、一般に、その内容は考え得るすべての事項を可能な限り取り決める傾向があります。 これらは、以前に触れ […]
英文契約書の用語、構文(その19)
英文契約書の前文-頭書と説明条項で使われる用語(続き)「become effective,come into force, remain in effect,continue in effect,continue in […]
英文契約書の用語、構文 (その18) 「in witness」、「whereas」、「now, therefore」、「Recitals」
ブログということで、その時に頭に浮かんだり、思いついたりしたことを書いているためと、書き手によっても、その時に書きたいことがあるため、「英文契約書の用語、構文」という仰々しい表題の割には、全体としての整合性もなく、順序立 […]
英文契約書の用語、構文(その17)「free from….」、「in duplicate」、「whereof」
英文契約書における独特の用語、構文について、今回は、「free from」、「in duplicate」、「whereof」です。 1. 「free from….」(~がない) 良く使用される代表的な慣用表現です。意味と […]